🌱 畑メモ 2026.4.18
・防獣ネットを設置してエゾシカ対策
・結束バンドで効率よく張る方法
・5年以上続く“エゾシカとの攻防戦”の末にたどり着いた対策
北海道の春、防獣ネットは必須
北海道のこの季節。
外で活動したくなる心地よい天気。
でも、それは人間だけではありません。
今年も現れました。
エゾシカ。
4月になると、子連れの家族が我が家の周りを歩き回ります。
この状況で畑を始めたら――
間違いなくサラダバーです。
そのため、植え付け前のこのタイミングで、
防獣ネットの設置は“必須作業”になります。


越冬野菜を守るためにも必要
我が家の畑には、
・イチゴ
・ニンニク
・ルバーブ
といった越冬野菜があります。
雪解け後は不織布トンネルで防寒対策をしながら、
効果は不明ながらもエゾシカに食べられないように、カモフラージュしているつもり。
でも、葉が広がってくると、このままというわけにはいきません。
しっかり太陽に当てるためにも、
防獣ネットを張って不織布トンネルから出してあげる必要があります。

防獣ネットの構成(高さと設計)
防獣ネットは「高さ・張り方・設置位置」で効果が大きく変わります。
特に寒冷地 北海道では、エゾシカ対策として
高さ2m以上を意識することが重要です。
使用しているのは緑色のネットと黒い支柱。
ネットの高さは1mで腰の高さほどしかなく、
2mを飛び越えるエゾシカにはまったく効果がありません。
そのため、2枚張りの構成にしています。
高さは約2m。
畑の地面が周囲より高いため、
実質的には2.5m近い高さになります。
緑色のネットはDCMで購入しましたが、
同じサイズのものがAmazonにありました。
一方の支柱は5年以上使用。
一度打ち込んだものは長持ちしますが、
毎年抜き差しすると2〜3年で折れる印象です。
設置位置は固定して毎年変えないことがおすすめです。
こちらの支柱もDCMで購入したもの。
直径25mm、長さ210cmの防獣杭。5本で2500円程度でした。
野菜用の支柱とは違い、太めで安心感があります。
ぼこぼこしているので結束バンドを回すにも最適です。


結束バンドでの張り方(コツ)
固定は結束バンドで行っています。
方法はシンプルですが、
きれいに張るにはコツがあります。
・上・中・下の3点を固定
・順番は「下 → 上 → 中」
・横方向は少し引っ張りながら固定
下→上の順で止めることで、
地面からピンと張ることができます。
さらに、次の支柱では少し引きながら固定すると、
横方向のたるみも防げます。
ただし張りすぎには注意。
地面との隙間ができると、
小動物が侵入する可能性があります。


ネットは切らずに使う
ネットはできれば切りたくありません。
切ってしまうと、ほつれやすくなり、扱いにくくなります。
ただし、購入したネットの長さが希望の長さと同じとは限らず、
わたしはある程度切って使っています。
ネットを張っているうちに、余ってしまうこともあります。
そんな時は、余った部分を丸めて支柱に固定するとすっきりします。

結束バンドの選び方
使用しているのは150mmサイズ。
取り回しがよく、支柱にも固定しやすい長さです。
あまり、支柱の太さギリギリの長さにすると、
風にあおられたときにちぎれることもあります。
余裕を持った長さを選びたいところ。
基本は使い捨てですが、
脱着可能タイプもあります。
繰り返し使えるので、
環境面を気にする方にはおすすめです。
長いものでは5年くらい脱着して使っている結束バンドもあります。
防獣ネットは「片付け」で差が出る
毎年悩むのがこれ。
「去年どう張ってたっけ?」
我が家ではネットを分割して使っているため、
・生垣〜物置
・裏口〜生垣
といった形でタグ付けしています。
これをやらないと、
作業中に確実に迷います。
昨年は余裕がなく適当に収納した結果、
今回かなり苦労しました。
秋の撤去時に整理しておくのが正解です。
エゾシカとの攻防戦(5年の記録)
ここまで来るのに、かなり試行錯誤しました。
・低いネット → 飛び越えられる
・高くする → 石垣ずたいに侵入
・別ルート封鎖 → 駐車場から侵入
そして最終的に、
人の出入口もネットで封鎖。
これでようやく被害はほぼゼロに。
とはいえ、過去には
支柱ごと折られて侵入されたこともあります。
エゾシカ、強いです。

今できる対策はすべてやる
現在の状態で、
できる対策はすべて実施。
あとは様子を見ながら、
必要に応じて追加対策を行います。
植え付けまで、あと少し。
これでようやく、
スタートラインに立てました。
ヒゲハレのベジライフ
北海道の畑から。
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