甘いのに血糖値があがらない!ヤーコンの栽培法とおすすめレシピ3選!

家庭菜園

今日もせっせと水やりをするヒゲハレ・・・

助ネコ
助ネコ

朝から精が出ますね~このふわふわ葉っぱはなんですか?かじりたくなる。

ヒゲハレ
ヒゲハレ

かじらないで。これはヤーコン。今は葉っぱだけど甘ーいイモができるのよ。

助ネコ
助ネコ

甘ーいイモかぁ!やっぱりかじりたい。

みなさんは、ヤーコンをご存じですか?ある時、道の駅にで買ったヤーコンを食べてからわが家ではその美味しさに魅了されてしまいました。今では、毎年のように畑でヤーコンを育てています!今回はヤーコンってどんな野菜か?どうやって育てる?おいしい食べ方は?そんな疑問に3年間ヤーコンを栽培してきた経験をもとに紹介します!

ヤーコンはキク科の植物で、根塊から増える植物です。

株は大きく成長し、背丈は1~1.2メートルに成長します。

葉も大きく毛におおわれていて触るとフカフカで気持ちいいです!

この葉っぱでお茶も作ることができます。(わたしは未経験。今年やってみよかな?)

時期が来ると小さくおやゆび姫サイズのひまわりのような花が咲きます。(同じキク科だからと勝手に思っている。)

原産は南米アンデス地方。

そんなアンデス山脈の高地でよく育つため、日本では東北地方や北海道などの比較的涼しい気候でよく育つ野菜になります。

可食部のイモは、白~クリーム色のサツマイモのような見た目ですが、食べるとシャキシャキしていてよくネットでは梨のような食感とたとえられます。

味は生ではほんのりとした甘さがあり、さらに過熱することで甘みが増します

そして、ここがすごいところ!

その理由は、甘みがフラクトオリゴ糖由来であるということ。

フラクトオリゴ糖は白砂糖やグラニュー糖に含まれるショ糖とは異なり、血糖値が上がらず、大腸に届き善玉菌の餌となることで腸内環境を整えます。なのでヤーコンは・・・

そんな、ヤーコンをヒゲハレは完全犯罪野菜と呼んでいます笑

このヤーコンを使ったきんぴらヤーコンなどは、砂糖不使用でも甘く仕上がります。

毎年、霜が降りてから収穫される野菜ですので、

北海道のわたしの畑では、家庭菜園シーズンを締めくくる野菜として、最後の収穫祭→冬期間のお休みという感じの位置づけ。

冬の間はこの収穫されたヤーコンを家でぬくぬくと楽しむことになるわけです!

今回は、ヤーコン苗を購入してきたことを前提に育て方についてご紹介します。また、北海道の栽培経験をもとに説明しますので、関東地方以西の方は植え付けは1カ月早く、収穫は1カ月遅くなるイメージで見てもらえば幸いです。※ヤーコンは根塊で増えますが、寒い北海道で根塊の保存に自信がなくまだトライはしていません。

定植時期は4月下旬~5月上旬。(最低気温が8℃前後。)

株間は50~70センチほど空けるとよいでしょう。(株を中心に直径1メートルほどでイモが四方につくため。)

定植2週間前には堆肥と元肥を土にすきこんでおきます。

地温確保のために黒マルチの使用を推奨します。昨年は、マルチなし栽培にチャレンジして株がいつもより小さく、収穫量も減ったので、マルチを使用して栽培したほうが成功率は高くなるでしょう。

定植直後は米袋などで風よけをして囲むと安心です。手狭になったころに外してあげましょう。

しっかり根をはり茎も太く安定した形に株が成長するので、支柱などは不要です。

わたしの住む北海道室蘭は海沿いで秋になるとかなり風が強くなりますが、完全に倒れたことは稀です。一度倒れたときはそのまま収穫にしました笑

結構強く育っていきます。水やりの頻度も少なくてOK。(週に1回でもいい)

追肥は月に一度、株元にまく程度です。(ヒゲハレは追肥もしていない・・・というか収穫時期まで放置しすぎて忘れる笑)

虫にも強く特段の防虫対策は不要です。稀にヨトウムシが葉っぱを食べるが大きな被害になったことはありません。

秋ごろには小さなひまわりのような花が咲きます。

収穫は、霜の降りる11月中旬。

その頃には葉は枯れています。かなり株が大きいため、まずは茎元から折ってしまいます。

その後、株周り直径1メートル程度の範囲にスコップを入れて掘り起こしてください。

ヤーコンは土の中で四方に広がっていますので、スコップ入れは慎重に。

茎の直下にある根塊にヤーコンがついていますので、ポキポキと折りながら根塊から離します。

土をある程度落としたら新聞紙でまいて涼しい場所に保存しておきましょう。

水分が多めの野菜ですのでカビには注意しましょう!

ここからは、みなさん待望の『ヤーコンのおいしい食べ方』です!お店にはそんなに出回る野菜ではないので、レシピが少ないのが悩みの種…そんなヤーコンを片手に立ち尽くすあなたのために厳選したおすすめ3選はずばりこれ!

おすすめのヤーコンレシピ3選!

ヤーコンのきんぴら
 →ごま油で炒めたヤーコンをしんなりするまで醤油とみりんで炒め煮!最後に黒ゴマをぱらっと!砂糖いらずの甘ーいきんぴらです!迷ったらコレ★

ヤーコンのマヨサラダ
 → 水であく抜きした細切りヤーコンのマヨネーズ和え。すりごまを加えても香ばしさアップ!ヤーコンのほんのりとした甘さとシャキシャキ感を楽しんで!

豚バラヤーコン
 → 豚バラ大根のヤーコン版!水、醤油、みりん、オイスターソースで豚バラと炒め煮!とろみをつけて召し上がれ!食べ応え抜群なのに砂糖ゼロ!まさに完全犯罪レシピ!!

いかがでしたか?ほらっ!そこ!よだれを垂らさない!

シャキシャキ生で食べるのもよし!火を通して甘~いヤーコンを楽しむのもよし!

そして何よりも素晴らしいのが、

というところ。

ヤーコンがスーパーフードであることに疑う余地はありませんね!!

わたしが最初に食べたときはイモのような見た目もあり、想像の斜め上を行く野菜でした笑

でも、そういうちょっと変わった野菜こそ、最初が肝心。

自然の甘さにきっと魅了されるはず!気づけば他のレシピに挑戦してみたくなりますよ!レシピの詳細はいずれ投稿します!

とまあ、インスタグラムでは一部の界隈で『北海道のヤーコンの人』ということで浸透しつつあるヒゲハレです。どうぞ、そちらのフォローもよろしくお願いいたします。

せっかくこんな体にいい野菜を作っているわけですからね!みんなにヤーコンの素晴らしさを伝えなきゃ!だって、おいしく健康になれたらみんなが幸せじゃん!

そんな感じで、これからもヤーコン栽培を研究しながら発信していきます!

どぉ?食べたいと思わない!?そんなあなたもきっと『ヤーコンの人』になれるはず!!

助ネコ
助ネコ

うわぁ~おいしそ~!僕も『ヤーコンの猫』になれるきがしてきた!早速かじりたい!

ヒゲハレ
ヒゲハレ

なんでもかじらない!ヤーコンをもし見つけたらまずは食べてみてね!

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