たまごを使った簡単レシピ!オムレツ?キッシュ?いやいや『もどキッシュ』!!

父の料理

日曜の朝、台所に立つヒゲハレ・・・

助ネコ
助ネコ

おいしそ~何を作っているの?キッシュみたいだけど・・・

ヒゲハレ
ヒゲハレ

パイ生地は使っていないから、キッシュではないな~。ただ見た目はキッシュみたいだからね。勝手にキッシュって呼んでる。『もどキッシュ』だな!

助ネコ
助ネコ

『もどキッシュ!?』キッシュの『もどき』というワケね。そんなことより、野菜がたくさん入った卵料理を早く食べたい!

キッシュっておいしいですよね!あのパイ生地ベースに野菜たっぷりのオムレツ…わが家ではキッシュみたいだけどオムレツ的な料理をよく作ります。名付けて『もどキッシュ!』夏野菜が旬を迎えるこれから、簡単に作れてインスタ映え抜群な食べ応え満点の『もどキッシュ』の作り方を紹介します。

そもそも、わたしがつくるこの『もどキッシュ』はキッシュではありません。”もどき”ですからね。では卵料理の分類からおさらいしましょう。

キッシュ

【発祥地】フランス北東部のロレーヌ地方(特に有名なのが「キッシュ・ロレーヌ」)

【生地】パイ生地(正確には塩味のあるサクホロなブリゼ生地)

【アパレイユ(卵液)】卵+生クリーム(または牛乳)+塩・こしょう

【具材】ベーコン、ほうれん草、玉ねぎ、きのこ、チーズなど

南欧風オムレツ

【発祥地】南ヨーロッパ(スペイン、イタリア、フランス南部など)に広く伝統的家庭料理として分布。(スペインの「トルティージャ」、イタリアの「フリッタータ」)

【生地】なし(パイ生地は使わず、卵を直接フライパンで焼く)

【アパレイユ(卵液)】卵+塩・こしょう+オリーブオイル ※素材の水分でしっとり仕上げる

【具材】トマト、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎ、ブラックオリーブ、にんにく、ハーブ類(バジル・オレガノ・タイムなど)、フェタチーズやモッツァレラ、ベーコンやアンチョビなど
※季節野菜や地中海食材が多用されるのが特徴

うーむ。『もどキッシュ』がどちらに属しているかというと、パイ生地を使っていない分はオムレツだけど、卵液は牛乳をいれるからキッシュだな。具材は好きな季節野菜を入れるからな――

でも家ではキッシュと呼ばれちゃっているし・・・

キッシュもどきのオムレツです笑

じつは、この料理がわが家に登場したのは8年前。

息子が産まれて間もないころ、育児に追われる妻の姿を見て、料理なんて一度もしてこなかった私が、いよいよ台所に立つことに。

そこには親族からもらった何とも調理しがたい氷下魚(こまい)と卵が数個…

困った私は、クックパッドでアンチョビを使った南欧風オムレツのレシピを見つけ、おぼつかない手つきで作ったのが最初でした。

”その料理”が、妻に「おいしい」と言ってもらえた初めての料理だった――と、私は記憶しています。(勝手に都合よく記憶が書き換えられている可能性も…笑)

それから、”その料理”はわたしの最初のレパートリーとなったわけです。

家庭菜園が始まった後は、畑でとれた野菜をふんだんに使い”その料理”にアレンジが加えられ、

気づけば、家族の中で『キッシュ』と呼ばれるようになっていた。

これが、『もどキッシュ』誕生秘話となります。

料理なんてなにもわからなかった、わたしでも作れてレパートリーにするほどの料理ですから、

そして、色とりどりの野菜をふんだんに使った『もどキッシュ』は、

そんな、わがやで産まれた創作料理を今回は紹介していきます。

もどキッシュの材料は、卵や牛乳などのベースとなる材料こそ決まっていますが、

さあ!材料をそろえて早速一緒に料理を始めましょう!

材料(3人分)

:3個
牛乳:150cc
バター:10g
オリーブオイル:大さじ1
塩・こしょう:少々
ケチャップ:大さじ1
具材(ミニトマト、玉ねぎ、ピーマン、ズッキーニ、コーン、カボチャ、ジャガイモなどの旬な野菜、シーチキン、ベーコン、チーズなど):お好みで
バジル:少々(あれば)

わたしは卵焼き用の四角いフライパンで焼き上げています。

四角く形の良い『もどキッシュ』ができますよ!また、小ぶりのフライパンですから、洗い物も少なくて楽ですね!

では!準備ができましたね!

作っていきますよ~『もどキッシュ』の作り方はコチラ!

作り方
  • 手順①
    具材を食べやすい形に切る

    ミニトマトなら半切り、玉ねぎ・ピーマンは薄い輪切りなど。

  • 手順②
    卵をボールに割り入れ、牛乳、ケチャップを入れて卵液を作る

    ケチャップが沈殿しやすいのでしっかり混ぜます。

  • 手順③
    フライパンでバターを温め手順①の具材を塩コショウで炒める

    炒めた具材は一度、別の皿に取り置きします。

  • 手順④
    フライパンにオリーブオイルを入れて強火で温める

    具材を炒めたフライパンのままでもOK。気になるならキッチンペーパーで拭いてからオリーブオイルを入れましょう。

  • 手順⑤
    卵液をフライパンに流し込む

  • 手順⑥
    手順③で炒めた具材を卵液の上に並べていく

    シーチキンやコーンなどの細かいものはまんべんなく、ミニトマトなどのアクセントの強い野菜は後から並べると映えキッシュになります!シュレッドチーズをかける場合は、この手順の最後にかけましょう。

  • 手順⑦
    蓋をして中火で3分→弱火で7分→火を止めて5分で焼き固めていく

    徐々に火を弱めていきます。

  • 手順⑧
    蓋を開けてバジルを振りかける

    なくてもOK!あると、さらに良い香りに!

  • 手順⑨
    切り分けたら出来上がり!

『もどキッシュ』は具材を炒める工程はありますが、その後は火加減だけ気にして放置!

その間に他の料理や洗い物をしてもいいわけですから手間がかかりません!

そんな、簡単に作れることとは裏腹に焼き上がって蓋を開けたときの達成感がすごい!

思わずスマホを『もどキッシュ』に向けてパシャパシャ撮影したくなります!

ゆっくり焼き固める中でいろんな具材からでた水分が風味豊かでジューシーな『もどキッシュ』にしてくれますよ!

では、ここからはヒゲハレの好きな『もどキッシュ』の具材の組み合わせを紹介しましょう。

① トマト・ピーマン・玉ねぎ・シーチキン

間違いなくおいしく仕上がる!ベーシックスタイルはコレ!トマトからでる水分がうまみを全体にいきわたらせます。どの具材をとっても組合せは抜群です!

② カボチャ・玉ねぎ・ベーコン

旬な甘いカボチャならもはやタルトケーキ!カボチャは一度レンチンしてから、フライパンでバターソテーに。それを卵液に加えれば、外はふわふわ、中はねっとり甘~い『もどキッシュ』の完成です!

③ ジャガイモ・玉ねぎ・ベーコン・チーズ

ホクホクのジャガイモを使えば、食べ応えは抜群!さらにとろーりチーズでピザ風な食感も◎!食べ盛りの子供には大好評の組み合わせです!

④ アンチョビと夏野菜

ひとつランク上の『もどキッシュ』と言える一品。塩味の効いたアンチョビでさらに洗練された味に仕上がります!作り方はとっても簡単なのに特別感を最大限にまで引き出します!

これらは単に一例です!

あなたの好きな具材を入れて、自分だけの組み合わせを作ってみてくださいね。

いずれ自分の好みの組み合わせが見つかるハズ!それは・・・

本家、フランスにも引けを取らないレシピの完成です!!

『もどキッシュ』いかがでしたか??

これからの夏野菜全盛期。

たくさんの野菜を入れて試してみてくださいね!!

※ヒゲハレのスレッズでは父親の料理を気ままに投稿しています。『もどキッシュ』もでてきますので、そちらも見てみてくださいね!

助ネコ
助ネコ

いーなー『もどキッシュ』!助ネコはシーチキン味でお願い!(蓋を開けるあのキャポっていう音がたまらないの~)

ヒゲハレ
ヒゲハレ

ごめんよ。ネコ用の『もどキッシュ』はないんだ!でもシーチキンもおいしいよね!(いつも足元うろうろしているしな)いろんなアレンジを加えてみて~

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