趣味ができない…そんなパパに贈る、“家庭菜園”という選択肢

ライフスタイル

30代になると子供が生まれ、20代まで楽しんでいた趣味がいつの間にかできなくなるもの。それは、生活の中心が個人から家族に移り変わるので自然なことだと思います。でも、たまにふと『ああ~○○やりたいなぁ』なんて遠い目をしてしまう瞬間ってありますよね?

そんなあなたに、私は家庭菜園を新しい趣味としておススメします。

この件、少し私自身の経験を交えながら話したいと思います。

私が苦悩の末に見出した『家族との時間を大切にしながら、自然の中で好きなことを楽しめる』という家庭菜園の魅力とメリットを浮き彫りにしていきます!

もともと、私の趣味はセーリング。広い海を眺めながら風を感じる時間が最高のリフレッシュだったんです。でも、子供が生まれ自宅を購入して生活は一変。自宅には雑草の生える大きな庭(もはや畑)がついていました。もしここで、ひとりで海に出れば庭は荒れ放題。もちろん、妻は手のかかる幼い息子と家で二人きりです。さらに、独身ならまだしも、セーリングは装備や交通費などお金がかかる…そんな感じで、心から好きだった海に行くことはやめ、とりあえずのミニトマトやジャガイモを植えて、休日には悶々と雑草を抜く生活が始まったわけです。

そんな畑が心底嫌い。なんでこんな無駄な土地買ったんだろ?

所属していたチームも脱退し、『これが家族のため』と言い聞かせながら、泣く泣く雑草を抜いていました。もちろん、ミニトマトやジャガイモへの積極的な世話はしませんでした。

そんな感じで1年が経ちました。でもある時、嫌いな畑を眺めながら、今まで打ち込んできた趣味への熱意をここに振り向けられないか?と思うようになりました。

『ええい!ならば、やってやる!この畑で何かやってやる!』

と、思い立ち、空虚になっていた私をみかねた妻が勧めてくれたインスタグラムで『野菜作り知識ゼロの自分がどこまでやれるか?』という感じで発信も始め、野菜作りに本腰を入れることにしました。この時から私の家庭菜園という趣味が始まったのです。

2022年2月の最初のインスタグラム投稿

そんな私はいま、家庭菜園についてブログで執筆しています。好きだった趣味を絶ち、無心で畑に鍬を入れた3年後の自分がこんなことをするとは思っていませんでした。

ここに至るまでに、家庭菜園の知識が身についたことはもちろん、いろいろな恩恵を受けることができました。

家庭菜園という趣味で得られたモノ

・野菜作りの知識が備わった
・適度な運動になった
・夏~秋の野菜は買わなくてよくなった
・息子に外遊びをする機会を与えやすくなった
・料理をするようになり妻の家事の負担が軽減された
・育てた野菜を食べることで息子の食育になり好き嫌いがなかった
・インスタグラムが始まり日本中に菜園仲間ができた
・あわせて画像や動画作成もできるように!
・上がったライティングスキルは職場にも貢献
・ジャガイモ販売やPR依頼の経験もでき少額でも収益が発生した!
・そして、経験を生かしてブログが始まった

家族と良好な関係を保ちながら、健康促進、スキルアップ、新しい仲間づくり、収益に関わる話まで、家庭菜園が私にもたらしたモノってホント多いです。家庭と会社の往復だけの人生を考えると、この先の可能性は2倍にも3倍にも膨れ上がったのではないかと思います。

これがヒゲハレが思う家庭菜園なんです。だからやめられない!
今の暮らしへの葛藤と戦い悩みぬいている、家族想いなあなただからこそできる!
ミニトマトの苗一本でひらける人生だったら素晴らしいと思いませんか!?

2025年4月の畑

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